日銀、金融緩和の継続を明確化 黒田総裁「かなり長い期間」
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1本目>昨日の日銀。2020年とか投資家意見の追随にしか過ぎないかと。重要なのは、適格担保をBBBと格付けなくても銀行査定で安全ならokでっせの件。金利上昇、銀行株プラ転の動きをみても、そこが一番材マーケットで料視された印象。会見中継しましたが2020の質問ばかり切ない
https://buff.ly/2XKjf2J日銀政策変更しましたね
実質的にはあまり意味のある変更には思えませんが、「フォワードガイダンスの明確化」と銘打ったことに「やれる手段はほとんどないが何かをしたい」という執行部の苦しい事情が透けて見えます。
追記 14:10
フォワードガイダンスの明確化よりも実際には下記の別紙に記載の細かな制度調整が実質的変更ですね。
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2019/k190425a.pdf
・適格担保の要件変更
・成長基盤融資の延長
・国債補完供給の要件緩和
・ETFの貸付制度導入
最後のETF貸付が狙いがよくわかりません。
株の保有比率変わるわけでもないし、株価変動リスクが低減されるわけでもない。流動性対策でしょうか?2020年までは金利政策の緩和姿勢を変更しないとのことですが(マイナス金利も変えないという理解)、黒田総裁2期目の前半は政策なしをコミットしたことになります(任期中に緩和を解除できるかどうかすらもあやしいですが)。
ETFやREITの買入は批判も大きくなっていますが、こちらも変更する気はないのでしょうか。
細かい政策が4つ出ていますが、成長基盤融資(民間銀行への直接貸出)の延長を除くといずれも市場機能に配慮したもの。
ともかく日銀が買いまくってしまっているので、市場にモノがなく、売るにも売れない(国債補完供給の要件緩和)、資金決済するときに、日銀から一次的に担保を入れるがその担保となる国債もない(適格担保の要件変更)、売り買いが活性されていない(ETFの貸付制度導入)といったことへの配慮でしょうか。ETFの貸付は、日銀から借りて、空売りして、日銀に買ってもらう、というETF版日銀トレードができるようになるのでしょうか。
ETFについては、吉田 貴弘さんのコメント(特にリンク)が参考になります。ありがとうございます。