“東証を変えた男”が語る、金融業界の伝説「arrowhead」誕生の舞台裏――“決して落としてはならないシステム”ができるまで
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注目のコメント
金融システム業界において伝説的に語り継がれる案件がいくつかありますが、arrowheadの立ち上げは間違いなくその中の一つだと思います。
2005年頃に東証のシステム障害が多発し、付け焼刃的な増強や改修ではどうにもならないとなった後の、劇的なシステム刷新は業界関係者を驚かせました。
arrowheadにより東証の取引が超高速化し、HFTが登場してきた事によって、各証券会社もシステム増強を求められるようになった事からも、その凄さがわかると思います。
この物語の一部始終は、システム改革の正攻法(日経BP社)という本にまとめられているので、ご興味のある方は是非。EAを策定し明確に示すこと、まさにそうだと思います。
金融機関は装置産業、そもそもITと親和性が高いです。
レガシーでなくアジャイルな時代に変化してますが、スピードだけでなく業務の堅確性が求められるのは、変わりませんね。