プログラミング「楽しそう」小学校全学年で50%超
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小学校では、楽しそうと答えるし、実際授業でやったら「楽しかった」が大半です。
問題は、中高生。
女子に関していえば、コンピュータサイエンスに興味失うのは中高生の間です。
このまま何もしなかったら、日本のSTEM分野の女子学生の数がOECDの中でワースト2は抜けれないです。
このことは女子学生にも機会損失です。
なぜなら今後STEM分野の仕事は需要が大きくなり、高収入だからです。
このまま何もしなかったら女性はずっと収入が低いままで、男女の賃金格差もOECDワースト2位もそのままです。2013年より地元大分で毎夏ハーバード現役学部生10名を招いてSummer in JAPAN という英語キャンプを開催していますが、プログラミングのクラスはいつも人気殺到。ハーバードのコンピュータサイエンス専攻の子たちが簡単なゲームの作り方を教えると、特に小中校生が目を輝かせて「超クリエイティブな」コンセプトでゲームを仕上げてきます。
これからの時代必要だから、AIがどうたら、とかではなく単純な好奇心からプログラミングに興味を持つ子どもが増えているのはとても良い傾向ですよね。
Googleもレッスンプランを無償提供していますが、論理ではなくまずはゲーム作りなど純粋に楽しめるものをエントリーポイントとするのが重要だと思います。楽しいと感じるのは良いことですね。本来、学びは楽しいものです。子どもたちが楽しいと感じているということは、先生方も楽しんで出来ているのではないでしょうか。準備は相当大変だと思いますが。
一方で、同じ都内でも地域によってかなり偏りがありますね。公立小6年の私の子どもに聞いてみたところ、「学校では聞いたこともないしやったこともない」との答え。となると、家計負担でできるかどうかがキーになってきます。公立における機会の平等を考えた場合、そこに格差が出てしまっている現状は大きな課題だと感じます。
プログラミングは、アンプラグドといってデバイスがなくても可能な部分はあります。ただ、デバイスがあった方が分かりやすいし様々なことができます。現在、学校における教育用PCが5.6人に1台という状況ですが、それが改善されれば更に「楽しい」と思う子どもたちは増えるでしょう。子どもたちはデバイスに触れるだけで「楽しい」と感じることが多いです。