「キングダム」は日本人必読? 中国古典の専門家も絶賛する魅力
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注目のコメント
私みたいな漫画から抜け出せない人にとっては三度美味しいキングダム。
第一に、単純なバトル漫画として面白い。
OnepieceやNARUTOと並んで好きです。
まあ、バトルの厨二病感については、るろうに剣心が抜きん出て好きですが笑。
第二に、登場人物が各々持っている正義感が生き生きと描かれています。
肩入れしたくなるキャラクターがこれほど多い漫画は見たことありません。
七国それぞれの事情も入り乱れているので、一概に「こっちが善で、こっちが悪」と括れない点も魅力です。
第三に、始皇帝のビジョンドリブンなリーダーシップを学び感じ取れる点です。
蕞の守城戦で民間人を鼓舞するシーンや、斉王と舌鋒を交わすシーンの始皇帝は必見です。面白いけど、教材と言われたら違和感しかない。
身近な物の中から何を見つけ、どう影響を受けるか。
仁JINも、サンクチュアリも、バガボンドも好きだし、言い出せばきりがないほどマンガから多く影響受けたけど、こういうのって気付きだと思うしなぁ。
蛇足ですが、僕が初めて民主主義のあり方について考えたキッカケは、ハンターハンターの「多数決の論理」を読んだ時でした。初めてテクノロジーすげぇって思ったのは、ドラゴンボールかドラえもん。あらゆる物が教材。
【追記】教育って、教材から学ぶだけの場ではなく、教材を使って学び方や考え方を覚える場だと思っているので…あくまで必要な知識は別として。歴史はどの視点で見るかによって、捉え方が変わりますからね。
一般的に語られてきた「漢」からの中国統一に対して、秦の視点を想像して物語を描かれているため、専門家も注目されているようです。
単純に、個性あるキャラと分かりやすいストーリー、迫力のあるアクション描写が私は好きです。