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『うっすら殺意を抱くセリフ』とか、『目玉くり抜いたろかコイツ──なセリフ』なら、山ほどありますがね!
「愛の反対は憎しみではない 無関心だ」と、マザー・テレサも言われています。
あと、他の人からの言葉で、やる気になったり、やる気を失ったりするということは、自分の信念が強くないという証拠だということも、心にとめておいた方がよいと思います。
組織の中では、先輩とか、上司ということになりますが、個人で社会にでたら、それが社会全体となるので、逐一気にしていたらやっていけません。
「この仕事向いてないんじゃない?」
「やる気あるの?」
「ゆとり世代だなあ」
不動のTop 3では。その他のダメなセリフも、毎回ほぼ変わらずですね。
言っている先輩も、かつて自分も言われて嫌な気持ちになったはずなのに、いつのまにか忘れてしまう。
自分が上に立つと、どこかに行っちゃうんですよね、その気持ち。思考停止の先輩にならないようにしましょう。
「やる気を奪うの得意だよね」って言われるより「やる気にさせるの上手だよね」って言われる方がいいでしょ。
反面、「先輩に言われたらやる気に火がつくセリフ」の方は読んでるだけで勇気がわいてくる気までしてきます。言葉ってすごい力がありますね。。
セリフではないですが、渾身の企画書をレビューでボコボコにされた時は凹んで立ち直るまで時間が必要です。
こういった言葉は、上の立場からすると一見もっともらしい(愛のムチの)注意のように見えますが、実は全て逆効果
言葉には発した額面通りの意味以上の効果を生みます。
この仕事向いてないんじゃない?=君はこの仕事向いてないよね
やる気ある?=君はやる気ないよね
そんなことは常識でしょ=君は常識ないよね
オブラートに包んでいるようでも、人はその表裏一体となっている相手の真意を皮膚感覚で必ず読み取ります。だからムカっときます(笑)
あと「落ち着け」も絶対にダメなモチベーションを下げるキラーワード
”落ち着け”と言ってる方は、しっかり仕事をして欲しいと思って言ってあげているのかもしれませんが、言われた方は、絶対にムカっと気ているはず。
落ち着けということは=君は落ち着いていない、、、と同意語、実際にパニックに陥っていても、この言葉で感謝する人なんて皆無です(笑)
なので上司や先輩の皆様には、こういう時はボキャブラリーや比喩を変えたり、効果的な質問をして下さいと言います。その際に大事なのは
Why よりHow
なぜ失敗したかをぐちぐちいうのは論外
それよりも、どうすれば改善することができるかを意識させます
なぜ考えていなの?→どう考えれば良くなるだろう?
前にも言ったと思うのだけど?→どうすればミスを防げるのだろう?
こういった質問の仕方によって、相手の受け取り方も変わってきます
こうやって相手を引き出していくのがコーチング的なコミュニケーションです
1. 「この仕事向いてないんじゃない?」(31.0%)
2. 「やる気ある?」(25.5%)
3. 「ゆとり世代だなあ」(23.7%)
4. 「そんなことは常識でしょ」(18.2%)
5. 「前にも言ったと思うんだけど?」(14.0%)
6. 「ちゃんと考えたの?」(13.3%)
とのこと。注意しましょう。
向いてないなら、早く辞めた方がいいので。
ただし、人を見る目がないのに、これを言う人もいるので要注意です。
僕は今の業界に入って1社目は、この言葉を言われて、パワハラが非道く1週間で辞めました。
給料がめちゃくちゃ安く「お前の給料で住宅ローン組めるのかよ?」と言われて「僕は賃貸派なんで家を買うつもりはありません」と言ったら、面白くなかったみたいで、仕事を教えずに押し付けてきて、挙げ句の果てに向いてないと言われました。
安い給料しか払ってないのはお前だろ?と思いましたけど。
1ヶ月後に同業種に再就職をしたら「仕事の出来が未経験者では平均60点のところ、君は90点取れている。だからセンスがある」と言われました。
給料もかなり上がりました。
まずは言ってきた上司、先輩が正しく人を評価できる能力があるのかを、見極めないとダメですね。