チームの「関係の質」が自然に高まる2つの仕組み
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個人の業績(結果)で評価されやすい組織にはこの「サンキューカード」はかなり機能しそう。
結果だけで評価されていると結果が出ないときかなり士気が下がる。こういうプロセスを評価し合うシステムは良いチーム作りには必須。
普段はなかなか気恥ずかしくて感謝や労いのの言葉を伝えにくいから、こうやって半強制的に機会を作るのは大事。
注目のコメント
サンキューカードや表彰は古典的とも言える評価の仕組みです。でも、この運用が結構難しい。トップ、マネジメント、スタッフのすべての人がやらないと継続しないのですが、次第に誰かがやらなくなり、サンキューカードを書く人も表彰される人もいつも一緒ってパターンは多い。そして、次第にサンキューカードや表彰も形骸化し、もらっても嬉しく無いものになる。
どうやって、継続するかが大切。少なくとも、私は継続に関しての答えは持っていません。未だ試行錯誤中です。「サンキューカード」ではないですが、前いた部署では上期下期それぞれで「頑張ったで賞」的なものを部署の中から1人を選び、表彰していました。
ある期末の表彰時、みんな「誰だ?誰が表彰されるんだ?」とざわめく中表彰されたのは、営業でトップをとったAさんでも素晴らしい企画を成功させたBさんでもなく、事務スタッフであるCさんでした。
黒子としてただ部署のために雑務を引き受けてくれるスタッフの方が表彰されたとなって、全員が「そうだ!事務スタッフのCさんには、本当にお世話になってた!ありがとう!おめでとうCさん!」となり、Cさんのみならず社員全員が嬉しい気持ちを分かち合っていたことを思い出します。
何が言いたいかと言うと2つあって、1つ目はどんな形式であれ感謝を伝えることそのものが大切ということです。
そして2つ目は、メンバーそれぞれが自分一人で仕事はできないことを自覚し、周りに感謝できる姿勢を持つことがチーム力を高めるということです。とても良い取り組みですね。実際私の部では日報を行い、サンキューカードの様仕組みを取り入れてます。日報自体はGoogleフォームで皆が毎日登録し、スプレッドシートでデータを貯め、それをGoogleDataPotalで可視化という手法で皆の日報がダッシュボードでいつでも見れる環境を作っております。
(こちらの仕組みは、ブログで内容を紹介してます。https://positive-kojoiinkai.hatenablog.com/entry/2019/02/01/000858)
この日報項目の中でサンキューカードの様に、"一日でイケてると思う人、そしてその理由"を書いて貰うようにしております。結果として、毎日自部署メンバーの良いところを見ようと意識され、かつ自分がイケてる人の投票をされる事で相手との協働な意欲が促進され、かつその理由まで書いてもらう事で、その行動の再現性を起こさせます。
感謝してもらう事、相手から褒められる事をお互い行える文化醸成や仕組みを構築出来れば、とても素晴らしい仕事環境が生まれると思います。