「最賃上げ」4つの誤解。最低賃金を上げても物価は上がらないし、失業も増えない。<ゼロから始める経済学・第5回>
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注目のコメント
最近、やっと最低賃金を上げても大丈夫という記事が多く出てきて、嬉しいです
政府が散々言っている生産性の向上の話は、生産量を人数で割った結果です。生産量は労働者が生み出した価値と言えるので、突き詰めれば、賃金、給与と言っても大きくズレないと思います
ならば、生産量を上げるには最低賃金をまずは引き上げる必要があるわけです
もう一つの観点は低賃金だとしても、社会福祉政策で政府がお金を投入しなくていい額の賃金なら、税負担が減ることです
今は、最低賃金よりも生活保護を受けた方がまともな生活ができるわけだから、最低賃金を上げることで税負担の減少が期待できます
そもそも、最低賃金が低過ぎるのは、最低限の生活を保障した基本的人権に違反する可能性すらあります
最後は、日本は需要不足なのだから、最低賃金でも消費活動ができる幅が大きい方が経済成長に良い影響があります
人手不足でも、経済のパイが大きくならないのだから、パイを大きくする政策が必要です
最低賃金を上げたくないのは企業だけなので、韓国よりも低い最低賃金を許容している理由は、派遣法の緩和の時と同じで、国が企業を甘やかしているからです
先進国では特殊なアメリカを除かなくても、日本の最低賃金は先進国で最低です、それでもこの賃金を許容するのでしょうか?