子ども向けプログラミング教育市場、5年後には2.3倍の257億円規模に--GMOメディアらが予測
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プログラミング学習。
四則演算等の文法を覚えるだけなら単に決まり事なのですが。
初心者や学び始めの頃に、その仕組みだったり、使い所など、この場合は?じゃこの場合は?と、勘の良い人程様々なケースを想定できてしまうため、やればやる程疑問が増えていくなんて事があります。
例えば「サーバにコネクションを確立」という1つでも、何も考えない人ならばリクエストを送るだけですが、少し考える人なら、どうレスポンスを待機しているのか、何度もリクエスト送るならコネクションはどう維持するのか、同時に複数ならどうなるのか、シングルトンって何?とか。共有するコネクションインスタンスの維持方法はどうなっているの?とか。そもそもサーバ上でプログラムはどう動かしてどういう単位になっているのか、とか。想定する疑問に際限は無いわけです。
効率化や合理化と一言でも、そこからその方法や手法まで色々な事が考えられる為、想像力の働く人ほど最初の手をつける段階で疑問が多くなるわけですね。
1つ調べればその先にさらに知らない事が沢山出てくる感じです。その先に在るのは、仕組みや手法や設計論まで。
なので、最初はとりあえずわからない事は置いておいて、今やっている目的部分だけを理解する、といった学び方も効率的に学ぶ上では重要になったりします。そのコントロールはおそらくベテランの教師でも難しい。個々によって疑問の持ち方も興味の範囲も違いますので。説明するにも、それまでの積み上げ知識量や理解力によって、教えられる範囲が異なってきます。
本来必要としたい優秀なプログラマ人材は、疑問を持ったらそこから掘り下げていく能力にその適性がある筈ですが、何も考えずにただ学ぶ、という暗記型に近い学習方法でないと、取り敢えず動くコードを作るまでに沢山の事を学ばなければならない。
学校教育。そして関連する商売。
これから産業として伸びていくのは確かだと思います。
一つ括りの教育で、本来持つべき適性とは違ったモノの教育にならないか。個々で持ち得た関心や興味を損なわないか。
興味の入り口が増えるのは良い事でしょう。
ただ商業的銭勘定とは別に、人材育成は難しい面もあるのだろうと感じます。