【解説】どうすれば噂の広がりを抑えられるのか
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注目のコメント
噂に勝てるのは事実。でも事実を大多数が看過していると影響が大きい世論には無意味。
事実をきちんと理解して発信していくことが大事かと。少なくとも自分の半径5mの世論に働きかけることが第一歩だとおもって日々ブラジル人と楽しくやっております。
記事自体には概ね賛成です。
一方で、ブラジルのハイパーインフレ抑制には他にもいろいろな背景があったんでシンプルにこのまま解釈してしまうとこの記事自体が噂を作ることにならないかが心配です。
だって、そんな簡単ならインフレ率50%超えてるアルゼンチンや、1万倍をこえているベネズエラだって同じことすればいいわけですから。でもやれないのはなんでかって話は一考に値すると思います。第3回を書かせていただきました。今回は、現象が、参加するプレイヤーの行動によって影響し変化してしまう場合を取り上げています。
事象を調査、分析する際に、分析者が事象に直接影響を与えてしまう場合があります。
昨今では緊密なネットワーク社会となっているため、一世代前よりもますますその傾向が強まっています。
ただ数字を追っていているだけではその数字に裏切られ、そしてその原因の一端は自身にあったということもあり得ます。
また、企業においてマネジャーなどが、自身の行動の影響を考え尽くしていないためそれが意思決定の盲点となり、望ましくない結果を引き起こすことがあります。
不思議なエピソードとともに詳しく解説してみました。そのメカニズムを日々で察知する“動学的な想像力”をぜひ身に付けていただき、よりよい活動に繋げていただけましたら幸いです。ブラジルのハイパーインフレ対策はとても参考になりました。予想の自己成就の例。
50年も続いたハイパーインフレをわずか4年で収束した。
国民がインフレを信じるがゆえに、インフレが起きている。予想の自己成就が起こっていた。その連鎖をレアルという新しい通貨に置き換えることによって、断った。
予想の自己成就に対応するには、予想の自己破壊が効果的とか。なるほどですね。