アマゾン中国にEC事業撤退との中国報道
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調査会社eMarketerが2018年7月に発表したレポートによると、中国EC市場のシェア(金額ベース)はアリババが58.2%でトップ。以下、JDドットコムの16.3%、ピンドゥオドゥオ5.2%という並び。アマゾン中国は7位でシェア0.7%という惨状だ。
この噂は2月末以降、くすぶり続けていて新しいニュースではない。中国の2018年第四四半期、B2Cに限った越境Eコマースのシェアを見ると
天猫国際(アリババ)31.7%、網易考垃(ネットイース)24.5%、海囤全球(京東)11.5%、唯品国際9.7%、亜馬遜海外購(アマゾン)6.0%、小紅書3.7%、蘇寧国際2.9%、聚美極速免税店1.5%、豊趣海淘0.8%、その他7.7%、となっていて、アリババ6割の国内通販のシェアとはかなり様相が異なる。
アマゾン中国は2014年10月、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリアと直通の越境Eコマース「亜馬遜海外購」で、海外ブランドの輸入戦略を強化するとともに、海外版への出店サービス「全球開店」も開始した。全球開店の大商談会はアリババの本拠地、杭州市で行った。
越境Eコマースでアリババに次ぐ2位のネットイースと一緒になるのでは?という噂もある。アマゾン中国は、業者出品サービスの停止や中国拠点の整理を行っていて、近く、何かが起こるのは間違いなさそうだ。全球開店だけになるのかも知れない。