微細注射針のシンクランド、3億4000万円を調達
日本経済新聞
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投資支援先のシンクランドが総額3.4億円の資金調達を発表しました。
患者を苦しめるものは、疾患・症状だけに限りません。「投薬」にも課題が存在します。
例えば、糖尿病患者は、365日・1日複数回、「痛み」を伴う注射薬を投与します。統合失調症など、何らかの精神疾患を抱える患者は、経口薬の服薬を自身で適切に行うことが困難であり、その家族に「負担」が生じる場合があります。
既存の医薬品は、そのほとんどが注射薬もしくは経口薬。それを全て湿布のように痛くない経皮薬に置き換えることが出来れば、世界は変わる。医薬品製造受託大手シミックCMO社との資本提携の意義は、そこにあります。