「ゴールが遠ざかっていった」仮想通貨事業撤退の神田社長が独白
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現在、仮想通貨交換業に求められるガバナンスは、Web系出身者の方からするとびっくりするくらいのレベルの高さを求められます。MFFにも金融出身者はおられるとは思いますが、MF本体からの出向者や、MFのブランドで採用した方とのマッチングを考えると、システム開発よりもガバナンス構築に苦労されたのかなという印象。
もちろん、金融機関と考えると至極当然な要件なんですが、Web系サービスの感覚からするとここまでプロセスをガチガチにやらないといけないのか!という部分はあったのではないかなと。プロセスの強化は結果としてコストの増加とも直結しますし。
とはいえ、今は様々な事件があったので、規制方向にふられていますが、しばらく立って安定してくれば揺り戻しもあろうかと思います。
システムは除却されていないとのことなので、MFさんがもう一度、業界に戻ってこられる日を楽しみにしております。仮想通貨交換業の登録延期を発表された、マネーフォワードフィナンシャルの神田社長への個別インタビュー。
かなりの体制整備をされながら登録を目指していた内容が包み隠さず公開されています。
同社のエンジニアなどとは特に接点があり、素敵な方々が多かったように思っておりましたので、他社ながら非常に魅力的なチームを作り上げておられたように感じておりました。
個人としては、同社がいつかカムバックして一緒に業界を盛り上げる、良きライバルとなれる時を期待しております。下記の言葉が、競争環境を表す言葉として印象的。
Bitflyerの新規顧客受け入れ停止の際にコメントしたが、求められるコンプラ・管理体制などがどんどん固くなっているなかで、新規参入への障壁となっている。そして新規参入者が減るほど、既存事業者にはメリットとなる(仮想通貨が投資・投機資産として続けば、ではあるが)。
『この規模の社員を抱え、また相応の広告宣伝費を投下できる事業者と考えると、今後、仮想通貨交換業への参入はそれ相応の規模を持つ事業会社でなければ難しいだろう。』
https://newspicks.com/news/3120118