なぜ日本はWTO裁決で韓国に負けたのか

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このエッセイが訴えていることは、正論。いわく「日本との関係が悪化しているなか、韓国は水面下で必死に動いたのだろう。その間、安倍政権は何をやっていたのか。勝訴できると楽観していたのではないか。安倍政権はこれまでの対応を深く反省し、韓国に敗れた原因を慎重に探って今後に生かしてほしい」。
本件にも当てはまるか分かりませんが、私がピンときた経験があります。2004年ごろだったでしょうか、クアラルンプールで非同盟運動首脳会議があり、韓国はオブザーバー国であるにも関わらず、本国から外務副大臣を筆頭者に、ニューヨークの国連代表部の公使などエリート外交官を派遣。何があったかというと、北朝鮮に関する重要な内容が宣言文に盛り込まれるということ。それに対するロビイイングのためにチームを派遣。なにをどのようにしたのかは、外には伝わりませんが、韓国政府の本気を感じました。みんな英語もうまく(外交官なら当たり前も思う人もいるでしょうけど、英語が全然通じないレベルの外交官はいます)、効率的に行動。

日本にとって正しいとか、正しくないという議論よりも、このようにしっかりと食い込んだ外交、そして適切な英語を話すこと、小さな芽も見つけて人を派遣すること。この当時、私は韓国外交の一端を肌で感じ、それ以来、慰安婦問題にしても歴史問題にしても、韓国政府のロビイイング故にそうなったんだろうなと思うことが多々あります。