タブレット端末使ったデジタル教科書 今年度から使用開始
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「授業で使えるのも、健康面などへの配慮で各教科の授業時数の半数未満に制限されている…」とあります。
いろいろとデメリットも考えられますし、健康面への配慮も必要でしょう。ただ、その対策として、授業時間数を「二分の一」未満に制限することが、妥当なものでしょうか?
穿った見方ですが、むしろ、教科書業界や印刷業界(ヘタしたら端末を使えない教員)への配慮にも思えますが…
そもそも、事実関係として授業時間数の二分の一未満としたのは、本当に「健康面などへの配慮」が理由ですかね?
以下の通知では、「授業時数の二分の一以上となる場合には,児童生徒の学習及び健康の状況の把握に特に意を用いること」となっていますが?
・学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令等の公布について(通知)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/seido/1412813.htm2010年にデジタル教科書教材協議会(現超教育協会)を設立して8年がかりで教科書として認められるようになりました。
秘話1:当初ぼくらは「デジタルランドセル」構想を掲げたところ、孫正義さんが「電子教科書」で行こうと主張、間をとって「デジタル教科書」というネーミングにしました。
秘話2:その後、文科省の会議で検討が始まった際、電子教科書という呼び名を推す声があったが、団体の名前を変えなければいけないというぼくの妙な意見が通ってデジタル教科書に落ち着きましたw
教育界からはデジタルは時期尚早という意見が強かったのですがIT界からデジタルが当然という意見が強く、徐々に容認に傾いていきました。
しかし現場に投入すると、IT好きの若い先生より、ベテランの先生のほうが豊かに使いこなす。教育力のある人の実力がデジタルでより発揮されるようです。
いよいよ本格スタートです。まだ端末は6人に一人という後進国ですが、早く環境を整えて、先進国に転じたいものです。