2019年の経営者：規模を追わず、強い事業体を目指す 下村真司＝住友重機械工業社長 編集長インタビュー | 週刊エコノミスト Online

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• 金山 隆一

  週刊エコノミストオンライン 編集長

  ・2019年04月15日

  スマホ用カメラのレンズはプラスチック製。この精密プラスチック製品の射出成型機を作っているのが住友重機械工業。かつてはヤクルトの容器を作る射出成型機も作っていたそうです。もう一つ、ネット通販の拡大で物流倉庫の自動搬送システムの需要が増大しています。これに合わせて増えているのがモーター、そして減速機です。通常の減速機は回転速度を落とすためにギアの歯車を使いますが、住友重機械は歯車に独自の滑らかな曲線を持つサイクロ減速機を採用しています。長寿命で高効率、静粛性を実現でき、国内でトップシェアだそうです。下村真司社長は、「規模を追わず、強い事業体を目指す」と言います。