Tポイント提携先離脱で始まる「ポイント戦国時代」
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楽天ポイントがTポイントに代わってポイントインセンティブを牽引するのは、ビジネスモデルを比較しても当然かもしれません。
楽天は自らの経済圏を決済手段や銀行も提供して確立しているのに対して、Tポイントは、TSUTAYAの勢いが急減してしまい、今後はいわば他人の褌でビジネスをやっていかなければならないからです。
その意味では、ポンタも、リクルートの参加がなければもっと沈んでいたのではないでしょうか?
dポイントは、個人的にはドコモにはキャリア事業をもっと堅実な事業モデルにしてから余計なことに手を出して欲しかったですね。
そもそも共通ポイントが日本で永久不滅なのかについては、キャッシュレスが進んでいく中で議論があると思います。Tポイントに代わり、楽天ポイントが王者になろうとしている。
楽天ポイントの利用者は57%とTポイントの70%に近づいている。またクレジットカードのシェアでもカード会社単体では、12%と楽天が1位だ。
シェアを伸ばした最大の要因はポイント付与と報道されており(楽天市場での4%還元など)、200円で1ポイントのTポイントとは桁違いである。
Tポイントジャパンの株主比率は以下の通りであるが、
・CCCマーケティング 50%
・ヤフー株式会社 17.5%
・ソフトバンク株式会社 17.5%
・株式会社ファミリーマート 15%
株主でもあるヤフーとソフトバンクが運営するPayPayとは、距離を置かれている。(Tポイントは付かない)
ファミリーマートもマルチポイント機能導入を発表したことから、Tポイント離れは、更に加速するだろう。Tポイントはヤフーと連携出来ているので、ソフトバンク勢力。
一方でdポイントはドコモです。
携帯電話では、ドコモを猛追したソフトバンクが、ポイント戦線では逆の立場に。
そして楽天の存在。これからどう割って入っていくのか、楽しみですね!!