日経平均は続伸、終値は年初来高値更新 ファーストリテが押し上げ
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日経平均株価は159円高で4カ月ぶりの高値となっています。
米国株は小動きだったものの、111円後半の円安に戻ったことを好感して、今朝の東京市場も70円高と小高く始りました。
前日に決算を発表したファーストリテイリングが上げ幅を広げ、今期減益決算の安川電機も朝安から切り返したことで、上げ幅をジリジリ広げる堅調展開となりました。
中国の貿易統計がなかなか出ず、ヤキモキさせられましたが、結局、未確認のまま高値圏で引けています。
指数寄与度の高いファーストリテイリングやソフトバンク牽引の上げで、TOPIXはわずかにマイナスで5日続落でした(値下がり銘柄数の方が多い、値嵩2銘柄で220円押し上げ、NT倍率が急伸、因みにTOPIX先物売り手口は連日のバークレイズでなるほど感)。
週を通せば63円高で続伸、前週の新元号に続き、今週は新紙幣発行が発表され、日銀の連日のETF買い等で底堅く推移しました。
来週はワシントンで日米貿易交渉が始まる他、国内の貿易収支、中国のGDPや月次の経済統計が出るほか、米小売売上高や米企業の決算発表も増えて来ます。
今週付けられなかった22000円に何が足りないか、探る事になりそうです。日経平均+0.73%、TOPIX-0.07%、マザーズ-1.37%、REIT+0.09%。
ファストリ+7.89%とソフトバンクG+4.89%がともかく効いたという感じで、むしろ相場全体を表しているのは当たり前だが時価総額加重のTOPIXのマイナスの方だと感じる。
業種別には情報通信+1.23%、その他製品+0.96%、サービス+0.71%、保険+0.48%、輸送用機械+0.46%など。マイナスでは石油石炭-2.35%、鉱業-1.73%、医薬品-1.71%、建設-1.00%、水産農林-0.90%など。
個別ではパナ-2.75%(ギガファクトリー含めてTeslaへの傾注度低下)、ソニー+1.46%など。マイナスではローソン-12.21%(昨日決算、実績・予想は自市場予想に対してそんなに乖離はなかったと思うが減配を嫌気)、大和ハウス-5.55%(住宅での建築基準不適合)、リコー-3.09%など。