日本を滅ぼす「ムダな医療」、米国では激減のワケ もはや世界では常識の「チュージングワイズリー」とは何か?
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choosing wisely
日本でも普及を頑張って下さっている先生方がいらっしゃいますが、まだまだ知らない先生も多いですね、たしかに。
変わっていくには医療者も受療者も知っていく必要があるのかもしれません。
風邪に対する抗菌薬や、そもそも間違った用法・用量などもだいぶ減ってきたようにも感じていますが、それでもまだまだ減らせます。
あとは、減らすだけでなく、こぼれ落ちてる人を助けるという意味で増やさなきゃいけないところもあって、特に医療機関にかかっていない人は仕方ないですが、かかっていたにも関わらずという場合はもっと早く介入していれば、、、ということもあります。
自分自身もまだまだ勉強が必要ですし、情報を発信すべきだと思っていますし、1人では足りないので仲間も必要です。
(これって医師に限らず、普通に必要なことだな、とか思ってたり)無駄な医療をなくす「Choosing wisely」の運動は、数年前から日本でもさかんに言われるようになりましたが、それでも普及率はまだ非常に低いのが現状です。普及が遅れる理由は、医師側にとってインセンティブがない、実践しても効果を実感しにくい、ということがあるように思います。
患者さんも医療者側も、「検査をすればするほど安心」「薬を飲めば飲むほど効果がある」と思い込む傾向にあります。実際のところ、効果がないのに頻繁に処方される薬があったり、検査を行うことで症状とは関係のないものが見つかりさらに不要な検査や治療が増えてしまったりする場合もあります。
まずは、アメリカと同様、権威のある各分野の学会が「無駄な医療」を定義して、医療者側の共通認識をつくることが重要だと思います。人種間の格差や医療制度の違いもあるので、アメリカのものが日本でも全て当てはまるかどうかは検討が必要です。choosing wisely はとても重要な概念です。もっと広がってほしいですね。よりvalueを重視する方向へ医療が舵を切ってくれることを願います。情報の非対称性をAIが解消してくれるのか?も鍵ですね