ネットフリックス、無料の雑誌創刊へ-ハリウッドの賞獲得目指す
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Netflixしかり、NewsPicksしかり、アナログの世界にイノベーションを起こしてデジタル社会で成長をすると、またアナログに戦略的に回帰します。
圧倒的に人類はアナログの社会で生活基盤を築いており、距離を縮めるには「雑誌」という媒体が強いことを意味しています。
また売れなくなった雑誌は、コンテンツ力に原因があるという仮説も立ちますね。アカデミー賞を獲り損ねたので、テレビ界の最高峰エミー賞を狙う。ここまではっきりしていると、気持ちいいくらいですね。バニティー・フェアの編集者、クリスタ・スミスを採用したところにも本気度を感じます。どうなるのか見守る所存です。
この背景には、Netflixのアカデミー賞についてスピルバーグが物申した前日譚があります。
参考記事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-04-03/PPD6CS6TTDUD01
スピルバーグが時代遅れなわけじゃなくて、米国の場合は映画館収入=その映画に直接お金を払った金額で続編が作られるか決まるので、Netflixのような月額課金でまとめてタダで見ている作品と映画館で直接お金を払ってわざわざ足を運んで見ている作品とは違うと言ってるわけです。
映画というのは、映画監督とか役者とか制作会社だけでできているわけではなくて映画館も含めて映画であると。つまりアカデミー賞も映画館あっての賞です。危機に瀕している映画館に余計に人を呼べなくなるストリーミング会社にアカデミー賞を加担させるのは自分達の首を絞めるようなものだと言うことです。