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日本テレビ記者時代、組閣の取材で桜田さんが大臣に指名された前後の密着取材をしました。

最初にお話した瞬間から、危機管理、記者にしてくる話等々、この方が大臣になるなんてこの国はどうしたのだろう、まずいなぁと思っていましたが…ついに、やっぱりこの時が。

人として接している分には、愛すべき「いい人」ではあるのですが、とにかくどんな質問をしても発言が危ないし、たったの計数時間の取材でしたが、最初から冗談かと思うようなやりとりがたくさんありました。

例えば、「総理から大臣になるとの連絡を受けて最初に思ったこと」を聞いたら、「人前に出るのにまず白髪が気になった」とか、「五輪担当」になるとわかった直後に、「東京五輪の熱中症対策はどうする?」との質問に、「そもそも東京五輪を秋にずらしたらダメなの?」と返事をしてくる、とかのレベルで…こんなレベルのやりとりが五万とあり、「在庫一掃内閣」で、桜田さんのことを思った人事だったとしても、見ていて不憫に思えるほどでした。

不適任な方を大臣にしてしまったのは、政府にとっても国民にとってもご本人にとっても不幸なことだったと思います。
いしまき発言に続いて、またも、失言。ことばの使い方を最後まで直せず、引責辞任。残念ですが、仕方ないのかもしれません。
        
ただ、辞任会見での記者の聞き方も問題。もう一度、同じ発言を言わそうと、何度も尋ねています。
         
この記者たちのレベルも問題だと思います。
安倍首相としては、12年前の第一次安倍政権を彷彿とさせるだろう。

2019年の今年は、4年に1度の統一地方選と3年に1度の参院選がかぶる選挙イヤー。
思い返せば12年前の2007年、当時の首相もまた安倍晋三氏だった。

今回の桜田五輪相の辞任は、4月5日に、忖度発言で辞任した塚田副大臣に続いて2度目。
この短期間での相次ぐ辞任は、12年前と同じ。

振り返ると当時も、2006年12月の佐田玄一郎大臣の事務所費問題からはじまり、松岡利勝氏、赤城徳彦氏(どちらも農水大臣)の事務所費問題、久間防衛大臣の失言により閣僚が4人交代している。(2007年7月参院選惨敗→8月に改造するも9月に退陣)

12年前のように参院選、過半数割れはないかと思いますが、身を引き締めるべきですね。
これまで多くの失言が問題になってきた桜田大臣ですが、今回は東日本大震災の被災地の感情を傷つけるような発言です。一昨年、桜田大臣と同じ二階派所属の今村元復興大臣が「これはまだ東北で、あっちの方だったからよかった」と発言して辞任に追い込まれた「前例」があり、辞表受理後に首相自ら記者対応しているようですので、事実上の更迭といえそうです。

衆院沖縄3区・大阪12区補選が告示されたばかりで、まもなく統一地方選後半戦も始まります。国会も開会中であり、今回ばかりはさすがにもたないと判断し、早期に対応することにしたのでしょう。
同じ問題が繰り返されるのは、本人は地域コミュニティの代弁者として、利権調整をするために政治家をしているのに、順送りで国務大臣のポストについてしまう自民党の仕組みに原因がある。マスコミ対応含めて学ぶチャンスなく、本人は批判される理由が全くわからないという構図
言語スキルが低いということは、行政スキルがないということで、当然の判断と思います。

それはそれとして、

1)長期政権になると積み残しの閣僚候補にポストを配らないと、党内の力学でしっぺ返しを食らうというシステム。企業にも似たような話があると思いますが、いい加減にしませんか。

2)一方で、被害者の正義にタダ乗りして思い切り叩くのも、それはそれで、そろそろ見苦しいということにした方が健全かと。

3)それはともかく、塚田発言にしても、今回の桜田氏の一件にしても、各地方自治体の政策論とは無関係。にも関わらず、選挙への影響を心配したり、実際に影響が出てしまう(かも)というのも、意味不明。
昨夜、僕は別の自民党議員の大きなパーティに発起人として顔を出してましたが、いつもながら、来賓の閣僚の挨拶には、まあギリギリOKという類のものも見受けられます。そのギリギリの境目がわかっているかどうかは、知性と常識の有無次第ですね。そして今回の桜田さんの発言は、残念ですが非常識の誹りを免れないと思います。政治家であろうとなかろうと、復興より大事なものがあるなどとは普通発言しない。いや、出来ない。
国を代表する一人が失言することも問題ですが、失言ごときで責任を取って辞任するレベルって、どうなんでしょうかね。

大臣というポストの持つ重要性が、あまりにも低くなりすぎていませんかね。
そして責任を取るのであれば、成果を出してからにしてもらいたいですね。
復興関連での大臣の辞任は、民主政権時代の松本龍氏に始まり、(「知恵を出したところは助けるけど、知恵を出さないやつは助けない」「お客さんが来る時は、自分が入ってからお客さんを呼べ」)、自民政権時代の今村雅弘氏(東北の被害に対し「まだ東北で、あっちの方だったから良かった」)に続き、三人目となります。

東北の皆さんはこうした発言に怒っているわけではありません。ただ呆れ、その後の混乱に虚しくなっているだけです。
韓国の場合、長官(大臣)任命前に国会でのウルトラ圧迫面接があります。(笑)

長官としての資質を検証する為に国会議員(特に野党側)から公私に渡って凄惨な質疑が徹底的に続き、これに耐え切れず長官就任を辞退する候補者が結構います。
なにせ20~30年前のちょっとした発言さえ攻撃対象にされるのですから。

韓国は尋常でないほどやり過ぎなのですが、就任前の第三者によるチェックはある程度必要なのかもしれませんね。

追記:私もイシマキシだと思っていましたので、桜田さんにはちょっと同情します。