ダウ190ドル安、EU製品関税やIMF見通し下げで
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ダウ-0.72%、S&P500-0.60%、NASDAQ-0.56%。
見出しのEU関税めぐるトランプ大統領の発言や、IMF見通し引き下げで下落。10年債利回りはー0.02ptの2.50%、ドル円は約0.2円円高の111.15円、日経平均先物は200円弱マイナスとなっている。
業種別には公益+0.26%、通信サービス+0.02%の2業種のみプラス。マイナスは資本財ー1.40%、エネルギーー1.29%、消費財ー0.90%、金融ー0.88%などが大きい。
個別ではプラスではWalt Disney +1.65%、Tripadvisor +1.55%、Facebook +1.51%、Netflix +0.91%などと上昇しているところもある。一方でマイナスではカジノ系でMGM -3.92%、Wynn -3.86%、資本財系でDeere -3.74%、GE -2.85%、半導体でAMD -4.52%、WD -2.87%、Micron -2.75%などの下落が目立つ。不安要素が多いですね!貿易摩擦、英国の欧州連合離脱リスク等!
トランプ大統領の110億ドル分の欧州連合(EU)製品に関税を課すと表明や国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを下方修正等もあり、ダウ下落!ダウは続落、ナスとS&Pは反落と米国株は主要3指数ともに下落。ダウが最も下げ幅が大きいとはいえ前日比-0.72%ですから、この単日の下落はそれほど気になるものではありません。目先の焦点はまだひと伸びするか、もうピークアウトしているか。前者であることを願いたいですが、いずれにせよ遅かれ早かれ今年に入って2度あったようなごく短期の一時的な調整とは異なる長めの調整局面が控えているものとして個人的には捉えています。