世界経済3.3%に減速、IMF 19年、日米欧も引き下げ
コメント
注目のコメント
3.3%というのは2016年並みの低成長ですから、かなり減速感が強まるという予想ですね。ただ、日米欧ともに潜在成長率は維持できるので、景気後退はなんとか回避できそうです。しかし、お題目のように米中貿易摩擦とEU離脱で説明するのはいかがなものでしょうか…本筋を見誤るリスクがあると思います。
世界全体はリーマンショック直後の2009年に-0.1%のマイナス成長に落ち込み、2010年に5.4%2011年に4.3%と回復したあと、2012年から18年までの平均的な成長率は3.5%。この間の最高はリーマンショック後はじめての世界同時成長状態と言われた2017年の3.7%、最低が2016年の3.3%ですから、低いとはいえ未だ巡航速度の範囲です。ただ、昨年7月に2019年を3.9%と予想して以降、3ヵ月ごとに引き下げられ続けてこれまで最低の3.3%に達しただけに、この先の動きが気になります (・。・;
If you were worried about the rise of populism and grievance politics before, wait until the global economy takes a serious downturn...
〈和訳〉
もし今の時点でポピュリズムや不満を起点とした政治について懸念があるのなら、世界経済が深刻な下降を始めたらどうなることやら。
<コメント元記事>
IMF Cuts 2019 Global Growth Outlook(The Wall Street Journal)
https://www.wsj.com/articles/imf-cuts-2019-global-growth-outlook-as-world-economy-stumbles-11554814949