リーンな職場の3原則:短く働き、会議を減らし、判断を減らす
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このうち「判断を減らす」は、なるほどと思った。いちいち判断するような刹那的でアドホックなことをしなくても構造を予め作るということと理解した。そのようなシンプルな境地に至ったらたしかに仕事はうまくいくだろう。
やってみないとわからないことをどうするかという問題は残るが...。リーンスタートアップは、「構築→計測→学習→(構築)→…」のサイクルを早く回し続けて、無駄に長い計画期間を減らしましょうというもの。
「短く働く」・「会議を減らす」は良いけど、「判断を減らす」とサイクルを早く回せないかと。
判断を減らすために可能な限りルーチン化するのは大事だけど、事業の立ち上げフェーズは判断し続けないと前に進めない。示唆に富む良記事。近藤麻理恵氏な片付け理論や、そもそもの日本的ミニマリズム、ピータードラッカー「何か新しいことをしたければ、何か古いことをやめなければならない」などを踏まえると、会議やコミュニケーションにおいて本当に必要なものに絞ることで、生産性や満足度は高められるのではないか、という提言が多様な引用と共に綴られていた。
カレンダーに空白を作ることによるクリエイティビティの発揮は、会議続きの日と比較すると痛感する。一方、極力残業せず限られた時間で最大のアウトプットを出す上で、15-30程度のクイックなミーティングを大量にこなすことや、社内SNS(当社では子会社のサービスRakuten Viberを利用)による即時確認が、素早い意思決定やチームのアジャイルに寄与することも自覚している。
メールのCCに関係者を広く入れたり、会議に必ず必要でない人を呼んだり、経験の浅いメンバーが直接関係ない会議にオブザーブすること、職場で雑談することは、情報共有や人材育成には必要な時間的コストとも考えられる。
ミニマリズムの追求同時に、一見無駄に見えるがそこに潜む効能を見逃さないようにしたい。