【ユニコーン・オア・ダイ】「思い込み」の制約を解除して大競争の入り口へ
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日本のスタートアップ業界のパラダイムは大きく変わった。1億円調達するのに苦労し、10億円調達するためにマザーズに上場するのは過去のこととなった。
サンサンやメルカリは上場までに累積100億円を超える調達をして、1000億円をこえる時価総額で上場した。
彼らは、表面的な時価総額を上げることを目的化せず、資金調達や上場というファイナンスイベントを、本質的に事業を伸ばすための手段として活用して、結果として大きな時価総額を実現した。
スタートアップ業界全体の市場が広がり、業界のステージが一つあがり大きな成長を目指せるようになったのは非常に良いことだ。一方で、スタートアップ間の競争も激しくなるだろう。
業界が大競争時になったところで、戦略やファイナンス、組織についての、基本的な考え方に大きな変化はない。しかし、それに加えて、大競争時代ならではの応用編はあると思っている。今回はその点を参加いただいた方と共有し、ユニコーン=未上場で時価総額で1000億円という形式論としての話ではなく、大きくスケールし、成長性、収益性ともに大いに誇れる日本を代表する企業になっていただくための少しでもヒントになればと考えている。
ぜひ奮ってゼミにご応募を!
https://newspicks.com/news/3962883/body/イケてるVC高宮慎一さんに、「ユニコーン大競争時代」について、語ってもらいました。
・1000億円企業同士の殴り合いが始まる「ユニコーン大競争時代」の到来
・勝ち組がより勝つというサイクルに入りやすい状況
・“プラチナチケット”を持つ一部のベンチャーに資金が集中する
・ユニコーンを目指すようなベンチャー起業家は絶対にファイナンスの経営的意味合い知らないと駄目
と言ったような激動の時代が来ているようです。
さすが高宮さん、インタビュー終盤では、こんな環境下でも、起業家が地に足をつけて、チャレンジするべきだ、というエールをいただいています。時価総額で云々の話の前に、事業でグローバル狙えるのかだと僕は思っています。
そしてその事業は世界をどう変えていくのか、ということにすごく興味がある。
結果として事業の集積である企業の時価総額が高くなってるのであれば良いけど、いつまでも高いPERのままだとそのうち辛くなってくる。
もちろん世界にはAmazonとい云々のとんでもない事例があるけれど、まさに世界規模での事業展開を最初から考えており、それをずっと言い続けてトップが全くブレない姿勢を持っていたから出来たこと。
とても難しいことだけど、手前の業績に一喜一憂しないで、自分たちの目指す高みに脇目も振らずに進むことが出来ればなと思います。