【マリッサ・メイヤー】なぜGoogleのデザインをシンプルにしたか
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データによる意思決定の重要性。これは行政も同じ。市長着任後に驚いたのは、政策判断が属人的なこと。四條畷では、全新規施策にデータに基づく目標を設定する仕組みを構築しました。あとは精度を高めていくのみ。
注目のコメント
googleの一番の強みは、やはり「データ」を重視していること。
実際のユーザが使用したデータからのインサイトこそが、ユーザが求めているものを理解できる。
たしかに観察は大事だし、マーケットトレンドもアンケート調査もインサイトはある。でも、どれもそのインサイトは推測に過ぎないし、実際のユーザではない。
ユーザに使ってもらって、アクションをしてもらう。そのデータにこそもっとも価値があり、そこからこそもっともインサイトが得られるものだ。
だからとにかく早く作って、早くリリースすることが大事なのだ。
QX:
"必要なのは意見じゃない。データだ"
"君にはアーティスティックな判断をしてもらいたいわけじゃないんだ"
"とにかくデータを重視してくれ"
"ユーザーからのフィードバックをプログラムに反映させたい"
"デザインで重要なのは書体やグラフィックだけでなく、エクスペリエンス"コンピューターサイエンスの前に、
シンボリックシステムズを勉強していたからこそ、
ハードとソフトの橋渡しとしてシンプルな答えを提示できたこと。
その専門性があって、今ではデザインにおいて可読性と判読性、視認性に関して
当たり前のように認知されている書体ごとの使い分けをデータを読み解いて
発見したことは大きな意味を持ちます。
理論立てて人に伝わる形を見出すことがアートとデザインの大きな境界になる訳で、
そしてメイヤーがウルズの「君にはアーティスティックな判断をしてもらいたいわけ
じゃないんだ」「とにかくデータを重視してくれ」という言葉を心に
刻んでいたことが逆に芸術的ともいえるシンプルなデザインに行きついたのは
大変参考になります。