サムスンの営業利益が前年同期比6割減
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事前にサムスン電子からQ1の業績が市場の期待に届かないとの(異例の)警告が出ていましたが、実際に売上高は対前年同期比▲14%源、営業利益が同▲60%減になり、メモリ価格のげらくとOLEDディスプレーを中心に厳しかったことが伺えます。
ただし株価は今日はほぼ横ばいで、水準も昨年秋の水準に回復しており、2019年後半のメモリ市場の改善を織り込んでいるようです。メモリとディスプレーの両輪が同時に回復を牽引するのか、まだら模様になるのかがポイントになりそうですね。サムスン電子が5日発表した2019年1~3月期連結決算(暫定集計)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比60.36%減の6兆2千億ウォン(約6100億円)となった。韓国経済を牽引してきたサムスンの企業成績が悪化すれば、日本経済にも影響がおよぶ。
メモリ価格が下がっていたのでサプライズはない。なので株価も-0.3%とほとんど変わらない。
下記が会社リリースで、まだ連結ベースの合計でセグメントの状況は分からない。半導体事業については下記のような推移。さすがにまだ営業赤字にはSamsungはなっていないが、DRAMもNANDも下がっていて、特にNANDの下落が大きいので、Samsung以外は営業赤字だろう。
2017Q4:売上21兆ウォン(メモリ18兆ウォン)・営業利益11兆ウォン
2018Q1:売上21兆ウォン(メモリ17兆ウォン)・営業利益12兆ウォン
2018Q2:売上22兆ウォン(メモリ19兆ウォン)・営業利益10兆ウォン
2018Q3:売上25兆ウォン(メモリ21兆ウォン)・営業利益14兆ウォン
2018Q4:売上19兆ウォン(メモリ16兆ウォン)・営業利益8兆ウォン
http://bit.ly/2OQcuZW