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【徹底解説】なぜコカ・コーラは、大麻飲料を開発するのか

NewsPicks編集部
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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    カンナビスがビジネスとして成長するということと、医療上必要とされているか、社会として良いことか悪いことかということは全く別問題だと思います。ビジネスとしての成長の話に、てんかんへの有効性の話を混合して記載され、良いものだから成長しているという風に読ませるのは不適切と感じます。

    以前から記載していることですが、カンナビスの拡散や合法化が社会全体としてどのような影響を及ぼすのか、プラスに働くのかマイナスに働くのかは、どこのどちらの有識者がどのような意見を言おうと、丁寧にその社会的インパクトを測定していく疫学調査をすることでしかわからないと思います。

    カンナビスは実は「身体的」な健康障害の報告が少ないものの、使用者の死亡率の上昇との関連性が報告されています。その主要な原因は交通事故の増加によるものと報告されていますから、必ずしも身体的な障害とは言えませんが、死亡率の上昇という報告が存在することも事実です。

    タバコと同様「吸う」ことにより肺気腫や肺がんなどの呼吸器疾患が増加するかと思いきや、そちらとの強い関連性は報告されていません。そのような意味では「安全」とも考えられます。

    一方、精神的な不安定性をもたらしたり、幻覚のような精神病症状を出現させるなど、「精神的」な健康障害は多数報告されています。また、長期使用により、認知機能低下との関連も示唆されており、実際記憶に関連する脳の海馬という領域が萎縮することも報告されています。すなわち、若年者でその利用が増加することは、一般人口の学習能力や記憶力を下げることにつながるかもしれないといった懸念があります。また、カンナビス使用が結局のところアルコールやタバコの利用に繋がりやすく、結果としてそれらによる健康被害が報告されていることも事実として記載せざるをえません。

    繰り返しになりますが、ビジネスとして成長することは、社会上「意義がある」「必要とされている」ということかもしれませんが、社会的に、あるいは人の健康にとってポジティブに働くかどうかとは全く別問題である。そのことは改めて記述しておきたいと思います。


  • NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)

    多分、日本メディアで、マリファナ産業をここまで生々しく解説している記事はほとんどないと思います。マリファナ専業のファンド創設者に、世界のマリファナビジネスを丁寧に教えてもらいました。

    私はコロナビールが大好きですが、このコロナビールを製造販売している米国コンステレーション・ブランズは、実はマリファナ産業に4000億円以上を投資していることは有名です。また「ブルームーン」というクラフトビールの製造元や、コカコーラも、マリファナの成分が入ったドリンクを開発しているとニュースを騒がせています。

    カナダやアメリカの一部で合法化が進んでいるマリファナ産業は、2027年までに1400億ドル(約15兆円)にまで成長するという予測があります。日本ではほとんどうかがい知ることができない、貴重な「新産業」についての記事です。ぜひご一読ください。


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    近畿大学 情報学研究所長 特別招聘教授

    アルコールは、だいたいどれくらいの強さかは舌で感じることができる(一般的には)のに対して、無味なマリファナはどれくらい酩酊するかがまったく予知できないことがネックになりそうな気がする。またアルコールでは、その生成過程が醸造か蒸溜かが多く、原料の味わいを残すような作り方が主流だが、マリファナ飲料の場合は合成飲料になるので、まさにコーラや香料で味付けしたジュースにおような作り方になるだろう。と言うことは、とてもおいしいけどすごく酔う飲料とかが作れてしまうので、なんとなく怖い。テキーラ一気飲み(味わいをほとんど感じない)と一緒と言えば一緒だが、マジョリティのお酒とはやっぱり違う。となると、タバコのように生産者規制と販売者規制が必須になるのかな。


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