10代がグーグルよりインスタで探す理由 - 10代だけアプリの利用傾向が異なる
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グーグルよりもインスタで検索する理由は、あくまでも調べたいことや知っておきたいことが、自分たちのコミュニティ内で通用することが大前提だからなのではないでしょうか?
マニアック過ぎるものを見つけたり、この先流行るものを見つけるというよりは、みんなが今共有しているものを共有する為、といったように思われます。
SNSが隆盛しても、見た目が洗練されてきただけであって、精神的な成熟が早まった訳ではない気がします。
何だかんだ言っても、価値観やパーソナリティが多様でない年齢だからこそ、顕著になった傾向のような気がします。画像、映像による検索は、「疑似体験想像」が次のアクションにつなげるために重要なことを教えてくれる。
そういえば、7年前くらい、若年層のユーザ調査を行ったとき、情報検索は「Google」でなく「App Store」でするという回答にびっくりした。都内の自身が住む「区」のゴミ出し曜日を知るために(えっ、そんなことを)、App Storeで検索。つまりアプリ化されている方が、情報が端的に整理されていて分かりやすいということを直感的に理解しているんですよね。
深く考察するには、検索エンジンからテキストで掘っていくのも大事ですが、急いで直感的に理解するには、別のロジックが必要なことを、ユーザ調査では教えてもらいました。感覚的には、20代も同じような傾向です。
良い"もの"を探す時はSNS、その"情報"を探す時はブラウザ、という使い分けのイメージです。
食べログなどのレーティングや表示順に対する不信感に加え、SNSは誰が推しているものかわかる、と言うのが大きい。つまり、誰が推しているものが自分の好みに合うかがわかります。
Hanakoに載っているレストランは好きだけど、東京カレンダーのレストランは好みと違う、と言う感覚に近いですかね。