世代別エンジェル投資家図鑑、スタートアップ人脈は循環する
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自分が起業した13年前は、エンジェル投資家と言うと白髪のお爺さんのイメージでしたが、10年ちょっとで日本にも若いエンジェル投資家が圧倒的に増えました。皆さん元起業家(共同経営者含む)であるのが特徴ですね。
こうしてエンジェル投資家の情報が一般的にも可視化されてくると、将来エンジェル投資家になりたいという人も出てくるでしょうが、起業家から選ばれるエンジェル投資家は、やはり自身が起業家としての成功経験がある、もしくはスタートアップに求められる何かしらの専門性(人材とかファイナンスとか)があることが条件になるかと思います。お金だけあっても良い起業家には投資できません。
ちなみに、記事4ページ目の大学別のところですが、東大はTNKとスポ愛がネットワークとして紹介されていますが、東大アントレ道場やTodai to Texasなど産学協創推進本部の活動は外せないのではないでしょうか。
あとは、私も関与していますが、東大創業者の会応援ファンドのつながりも有力なネットワークです。
https://todaifund.com/先日、メルペイ松本さんにエンジェル投資家として、応援先起業家であるAMI藤井さんとの対談をしていただきましたが、その中で、VCとは少し異なる立場、より近しい、先輩としての存在として、エンジェル投資家の必要性を感じました。
エンジェル投資家は個人でやっており、たくさんいろいろな人がきたら困るというのもあるでしょうが、起業家にとってどういう存在で、どういったことをやっているのかがもう少しわかってくると、エンジェルやファウンダーに対するリスペクトの輪が広がってくるのかなと考えています。
弱点の自覚が非連続的な成長のカギ。2年越しで分かったエンジェルが語る言葉の真意
https://newspicks.com/news/3731415/結構クローズドサークル感が強い世界で誤解も多いですが、心優しい人たちが多い世界です。(オープンである必要性も無いわけで、これを社会的に要請するのも筋違いです。)
余談ですが、「エンジェル投資家になりたい」みたいな同世代が圧倒的に少なく、もちろん自己目的化されても仕方がないと思いつつも、米国でのエンジェル投資家やVCへのリスペクトみたいなものが日本で醸成されると大分変わってくるのかなと。そう思うにつけてエンジェル投資税制を通した当時のチームは本当立派だと思います。