マイクロソフトCEOの「シンプルすぎるコンセプト」と「やめた悪習」
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注目のコメント
テックカンパニーのトップは、テクノロジーに対して理解が深いことが最低条件であることを痛感しております。
そうでなければテクノロジーの進化は阻害され、無理解な数字原理主義者が野放図に蔓延ります。
経営者がエンジニアである必要は必ずしもないかもですが、少なくともテクノロジーへの敬意を持つ人物でなければ、経営をしちゃいけません。
あくまで一般論としてw敵対より融和。競争より共栄。
社会がよりボトムアップ型になっている今、
社内外の線引きに捉われないエコシステムを構築することが、これからのトップの仕事なのかもしれない。
巨人マイクロソフトですら、好戦的でトップダウンなアプローチが悪手になるのか。
言うは易し行うは難し、なシンプルなコンセプトですが、それを実行してきたナデラさんはすごいな。
見習わなくては。思い返してみると、昔はWindows使用者は「MicrosoftとIntelが作るWinPCこそ至高であり、マッキントッシュなんて玩具にすぎない」とやたらにAppleの事を下に見ていたように思われます。
それが今度は逆になりました。私の周囲でも熱烈なApple信者が溢れ返り、Windowsを使っているというだけで情報弱者のクズだみたいなことを言い出す排他主義者が沢山出て来たのを覚えています。かつてと同じ現象が今度はAppleに発生しつつあるのかなと思いましたが、やはりAppleは超高機能化高価格化の道を突き進もうとし苦境に陥っています。
面白いもので、Windowsでの成功体験がかつてMicrosoftとそのユーザーを独善的で排他的な閉塞へ追い込みましたが、今はiPhoneでの成功体験がAppleとそのユーザーをまた独善的な方向へ走らせているのかなと思います。考えるとSonyもその昔同じような事態に陥りましたよね。
これは企業のみならず個人にも言える事ですが、成功体験に対する対処を間違うと独善と閉塞、或いはそこから始まる低迷を生むという事なのかなと思います。