なぜ還元は「20%」? 理由をLINE PayとPayPay聞くと――
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なぜスマホ決済サービスの還元が20%なのか。改めてになるかもしれませんが、書きました。
以前は実質最大30%!などとうたっていることもありましたが、最近はキャンペーンが目立つようになり、言えない雰囲気になり始めているとのことです。キャンペーンが常態化していますが、本当に気になるのは使い勝手の部分。入口としてはいいかもしれませんが、資金力の競争は危ない気がします。やっと報道をしてくれるところが出ました(どこかですでに報道されていたかもしれませんが)。物事はあらゆることに理由があります。その疑問をもてるか否かが今日の勝敗を決する力になると考えます。たまたま、僕は景品法のことを知っていたからこそ、逆に、「いくらでも抜け道はあったのに、両者とも敢えて、この景品法を根拠(20%)に、無限競争を回避した」と、勝手に想像しています。
還元されるサービスを考える時、大切なことは「得する総額」の他に、どのように還元し、どんな話題を作るかです。PayPayは、ド派手な表現で総額そのものを宣伝材料にし、爆発的な知名度を勝ち取りました。しかも、新サービスだったので、どこで還元するかをほぼ決めていました。メッセージとしては、あのYahoo!がまたすごいことをやったという相乗効果(企業CM)を社会に与えました。お見事です。LINEは、まさにこの逆ですね。すでに普及しているチャットの窓口がありますから、実利を、静かに長く還元し、対応店舗の拡大に注力しました。個人的には、とても勉強になったビジネス・ケースです。これはナイスな情報。
20%は「景表法」に基づいた最大の還元額とのこと。
LINEの「もらえるくじ」やPaypayの「やたら当たるくじ」は平均すると2%還元にしかならないということになりますね。