ボストン・ダイナミクスの新作ロボットは実用的な物流作業用ロボ 倉庫バイトの仕事がなくなる!?
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物流現場への理解がある人にコメントしていただきたいところ。物流ロボは最近ごまんと出てきてるけど、現場の人は「そう簡単に自動化できませんよ」って口を揃えて言うし。
まず費用面。これ一台いくらなんだろう。リチウムイオン電池なら今後安くなっていくのか。
技術の陳腐化リスクもある。新しい技術がでてきてこのロボットが競争優位を失った時、セカンダリー市場とかに売れないと導入する勇気は出ない(アマゾンみたいに1社だけでスケールできる企業以外は)。
技術の汎用性も論点。この動画では規格化された段ボールだけを扱ってそうだけど、実際に物流倉庫が扱う荷物は荷主毎に荷姿がバラバラだったりする。BTSかカテゴリーマルチみたいな倉庫ならまだしも、マルチ型の倉庫で使えるのか。その点は人の脳みそと手の器用さは最強。
他にも色々壁はあると思う。物流は未だに超労働集約型の産業で非効率が山積みだから、色んな技術がどんどん出てきて欲しい。タイトルに倉庫労働が不要になってまた職がロボットに奪われる的な煽りを感じるけど、現場は圧倒的に人手不足だから。
注目のコメント
このロボを見て、以前プリファードの方が言っていた、日本人とアメリカ人の手の考え方の違いを思い出しました。
いわく、日本人はロボで人間の指を再現しようとしてるのに対して、アメリカ人はロボにおける手の機能を吸引力で表現する傾向があると。
ということで、単純な肉体労働に対するロボソリューションはこれからもアメリカが先行していくと思います。一方、指先を器用につかう掃除ロボなどは日本に分がありそうです。ホッピングロボットの時代から重心制御が圧巻なボストンダイナミクスですね。
重い荷物も、ロボットの錘となっている尻尾でうまく移動させています。
このロボットで提示したいこととはズレた指摘ですが、
実用化での手の機構(ピッキング)はどうするんだろう。
他とのコラボレーションに期待ですね