「TDL」がオンリーワンであり続ける、ポートフォリオ経営
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ゲストの喜びがキャストの喜びを生む。
キャスト自身が「ディズニー」になり、自分で考えて行動して、ゲストの期待を超える。
マニュアル通りやって、喜んでもらうのとは大違い。この喜びと実感が、当事者意識をさらに高めて、キャストは成長していく。
「ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続けるだろう」
ウォルト・ディズニーが語った、この言葉通り。パークそのものだけではなく、キャスト、そしてゲストが創り上げていくんです。
ところで、加賀美さんがまだ現役でいらっしゃったことに驚き。お元気そうですね。率直に思ったことは、人材の育成がすばらしいことである。社員を育成する場合は、社員自身にとって、正規の契約で長く働いて生活の基盤となるため、育成にしっかりついてきてくれるということは分かるが、準正規つまりアルバイトの育成はとても難しいだろう。私もアルバイトしているが、周りの人たちは、楽にお金が稼げればそれでいいという考えの人が多く、最低限の能力を身につけて後は手を抜きがちである。
こういった理由で難しい準正規社員の育成を、ここまで上手くできている企業はオリエンタルランドくらいだろう。もちろん、TDRで働きたいと思うアルバイトの人たちは意識が高い人たちが集まるだろうが、そういった人たちが集まるブランディング然り、研修で作業だけでなくメンタルの部分から育成に入るなど、アルバイトといえど正規社員並みの一体感を実現できている。アルバイトのいたずら動画が掲載され問題となるような世の中で、オリエンタルランドのような人材育成が広がっていくことを願うばかりである。サービス面ももちろんそうですが、第三四半期でも3996億円の売上(前年比9.6%増)で営業利益1067億円(前年比14.3%)の高収益を持続し、それをハードに投資して再来園の大義名分を作り続けるのは参考になる事が多いです。