エチオピアの墜落事故、調査当局は失速防止装置が作動と結論=WSJ
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失速から回復するには、物理的な限界(高度)があります。
物理の限界を超えた救済はどんなに優れた装置でも無理なので
まず第1に、低高度での失速はパイロットによって防がれなければなりません。
一方で、十分な高度がある状況での失速は、
失速防止機能(機首下げ機能)により救済されるべきです。
ただし、限界を超えた低高度でこの機能が働けば、
地面に叩きつけられるのは目に見えていますので
物理的な限界を超えた低高度では、
失速防止機能を無効にし、ソフトウェアの介入を除外して
パイロットにコントロールを委ねないといけません。
これは角度センサーがおかしな値を出していても、
速度、高度の変化量から決められるロジックだと思います。
起きた事実からの仮定になりますが、
この件では、失速していないのに、
低高度から地面に向かって、自動制御され、
それは誤作動という暫定的結論のようです。
ボーイングからの正式なレポート待ちですが
センサー値の不一致による誤作動以外にも、
問題を含んでいるように見えます。