【伊藤羊一】想いをもって、みんなを動かすリーダーになる方法
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実はソフトバンクアカデミア第一期の同級生である羊一兄。当時は別の会社でしたが、同僚としてもご一緒しました。
1分で話す技術はアカデミアでのプレゼン大会のときに発揮されていました。決勝戦でのプレゼンを聞いていても「そうきたか」と唸ることも多かったです。私のプレゼン大会での冒頭には必ず「記録より、あなたの記憶に残りたい。村上です。」と言って始めていました。大会では順位はつくのですが、実際の事業に活かしたい。なんとかして「記憶」に残したいという思いを込めて。彼も同様の思いでやっていたと言っていました。
ヤフーアカデミアでは私も塾頭をやらせていただきましたが、一番成長して変化したのは誰よりも彼自信だと思います。回を重ねるごとに洗練される運営やコンテンツ、そしてファシリテーション。なにより本人の明るさ、エネルギーがどんどん増していくのを見て、こちらも元気をもらいました。伊藤羊一さんのトーク、最終回は伊藤さんの信条とリーダーシップについてお聞きしました。
リーダーになるなら、まず自分自身をリードせよ。そんな伊藤さんのリーダー論、生き方論は、誰かから教えてもらった話ではなく、全て自分自身の経験から出てきたお話です。
自分の思いを育てる。それが全ての出発点です。
本当に素晴らしいお話を、ありがとうございました!『1分で話せ』がヒットした理由がつまっているようなインタビューでした。
本の内容がいい、わかりやすいことはもちろんのこと、こうした話を羊一さんが各所で語り続けた結果のヒットだと感じています。
言い換えれば、本の大ヒットは、本や講演を通じて、羊一さんが多くの人に寄り添った証でしょう。
「一つのモノサシ(自分のモノサシ)で人の評価を下してしまうのではなく、ひとまずはリスペクトすることです」
「みんなをリスペクトしていると、どうなるのか。目の前に「すごい人」がいても、緊張しないで済みます。人間はみな等しく同じだから、「この人、すげえ!」と思わないで済む」
「誰かを「すごい!」と思う裏には、みんなに対するリスペクトの足りなさが隠れています」