フリーランスは増加した。でも「奴隷的」会社員の延長では社会は不自由なままだ。
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たまに、記事にはここでの正社員の男性みたいなワルイヒトが登場する。
読んでる人は、ああ、これは俺じゃないと安心したり、こんな悪い奴がいるのかと自分が言われたわけじゃないのに腹を立てたりする。
しかし、この話題ではたまたまワルイヒトに該当しない(もしくはそう思い込んでいる…)だけで、自分が無知だったり無配慮になってしまう場面もあるだろう。
だから気を付けねばならない。私は目の前のその人をどれくらい慮っているだろうか。妻、子供、同僚、友人、その他関わる人全て、上とか下とかはない。ある尺度で自分が優っていてもそれだけでしか人を測れない事は実に悲劇だ。
記事のワルイヒトはそういう事を教えてくれるロールを持ったフィクションなのだ、きっと。フリーランスになって、一番大変なのが、無料仕事との戦い。
この記事の中にあるように、無限修正などのような地獄もだけど、他にも無料仕事の誘いは多い。
ボクが受けたものでも以下の3つぐらいある。
①将来の仕事という人参をちらつかせた手伝いの強要
②レベニューシェアという名の無料企画づくり
③社会的意義があるというボランティアの誘い
相手が意図的に無料で人を使おうとしておらず、結果としてそうなる、それが積み重なるというケースもあるから、最初から断れないということもある。
ボクは、無料仕事と捉えるものは付き合わず、③のようなものの一部は趣味として自分が楽しめるものは手伝うことにしている。
ちょっとした講師料や謝金がもらえるものも趣味の一部。
準備などの手間を考えたら割に合わないからだ。
とはいえ、そうした働き方ができるのも、フリーランスをパートナーとして捉え、きちんと対価を払ってくれる顧客がいるからでもある。
ボクの場合は、その信頼関係は会社員時代に築いたもの。
会社組織のありがたさは、未だに前職の会社ともお付き合いさせてもらっていることからも感じている。
時間がかかっても、フリーランスとフラットに付き合ってくれる会社組織のネットワークや生態系に加わる努力はした方がいい。