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各界にパラダイムシフトを起こしてきたイノベーターたちは、どのような生い立ち、人生を送ってきたのか? その深部に迫ることで、イノベーションを起こす源泉をたどる。
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物語として外と内、双方の視座が必要です。タイトルこそ『救出』としましたが、本書は『脱出』の物語です。余震と火災のなかで励まし合い、弱い者を助け、少ない水を分かち合う姿、ここにも偶然と必然が絡み合う感動がありました。したがって僕自身が登場する場面はわずかで、大勢のなかの1人にすぎません。
「公」と「私」の物語はこうして震災から4年後に完成しました。作品としてご一読いただければありがたいのです。
https://www.google.com/search?q=%E6%95%91%E5%87%BA%20%E7%8C%AA%E7%80%AC%20%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%BE%E3%83%B3
kindle版もあります。
3.11の話が出るたびに私は心が痛む。その時期、私は単身で海外赴任していて、しかも日本から来た娘二人と待ち合わせ、パリへ旅行中。モンサンミッシェルへ向かうバスの中で日本に残った妻からメールが入る。"実家にいるから私は大丈夫"。なんのことかわからなかったが、バスのガイドが日本の東北でかなり大きな地震があったみたいだ、と。わからないまま目的地到着後、妻へ電話。日本の状況を知った。
宿泊先のホテルで"BBCやNHK Worldで悲惨な映像をみて、さらにことの大きさを知った。
5日後、パリのスーパーマーケットで妻の指示通り、乾電池やインスタント食品を買い込み、娘と共に予定通り日本に帰国。ちょうどルフトハンザ機が仁川国際空港から成田空港に戻した日だった。
私はともかく東京郊外の大学に通う娘たちは私と一緒。、妻も一人残ることなく、たまたま実家滞在中。
まわりには何も貢献できていないが、家族として、この偶然の出来事に感謝していました。
私は数日後には赴任先に戻り、海外メンバーから上がってくる日本へのデマを打ち消す程度でしかできなかった。
この時の都政が石原・猪瀬両氏で本当に良かったです