ウーバー:ドバイのカリーム買収今週にも発表へ、31億ドル-関係者
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ライドシェアは移動手段である以上、ネットワーク効果はローカルに閉じるので各地域でそれぞれプレーヤーが異なる、と思いきや、その定説を打ち破ってグローバルにロールアップを続けるUber。
アプリのUIや最適な配車のアルゴリズム、旅行者への利便性、などその合理性はいくつかあるが、最大要因はバランスシート、資金力と思う。
深くJカーブを掘り続ける事業だけに、損益分岐を超えるライド数を遂げるだけの配車プラットホームを構築できるかどうか。常に代替交通機関との利便性比較があるため「呼んだらすぐ来る」の体験を提供できるか。ここまでスケールできないと大手の傘下に入り、DidiやGrabなどの一定規模に至ればローカルで独立を保てる。そして、それが「資金力勝負」と見通しているが故に、ライドシェアに投資を続ける孫さん。
上場で10兆円を超える時価総額を手にするUberが、日本のタクシー会社を1、2社買ってもおかしくないと思う。次々と世界のライドシェア産業のロールアップを進めるUber
中国、ロシア、東南アジアで済ませ、残るはインド(Ola)、南米(99等)くらい。前者はソフトバンクが投資しているが、後者99は既に中国Didiがお買い上げ済み、もっともそのDidiにソフトバンクが出資している。このライドシェア革命の勝者はやはりSBか。
楽天はシェアエコビリーブの成果でこのところ面目躍如が続く。Lyftに続き、カリームにも楽天は出資していたとは!世界の配車アプリ大手の大株主に、ライドシェアが未だに解禁されない日本のソフトバンクと楽天がなっているというのが凄い。DiDi、Grab、Uber、Ora、Lyftと、それぞれのエリアごとに大手の顔触れがほぼ出揃って来た。ここまた数年でライドシェア革命が一気に進んでいく中、日本がガラパゴスで取り残されていくのは悲しい。