仏プジョー、FCAに合併打診=協議は破談-米紙報道
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またもや持ち上がったPSAとフィアット・クライスラー(FCA)の合併話。一緒になれば世界4位の自動車メーカー誕生とはいえ、単なる弱者連合のような気もします。
確かに双方の販路を生かせば、PSAがクライスラーのJeepやRamといったエッジの立ったクルマを欧州市場で扱えるようになります。ただ、環境意識の高い欧州でこれら燃費の悪い車種が人気を呼ぶとは思えない。方や米国ではフランス車はそもそも売れないでしょうし、合併のメリットが見通せず、FCAがPSAの申し出を断ったというのもうなづけます。
となるとPSAの嫁ぎ先のダークホースは中国メーカーか。2014年に中国の東風汽車集団が資本提携し、10数%の株式を保有しています。ただ同じ比率でフランス政府も株を持っていますし、さすがに中国企業との合併は想定しずらいでしょうか。