【対談】なぜ、起業家たちは「サウナ」に行き着くのか
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テクノロジーで出来ることの面積は広がってきて、逆にテクノロジーで出来ないことの価値が相対的に上がってきたと思います。
オンタイムの仕事をやりきればやりきっているほど、オフタイムも同時に深くバランスを取る必要もある。
トップアスリートやトップ経営者など突き詰めている人の多くが、自然と触れ合い・焚き火をしたり・キャンプをしたりする時間を大切にしている人が多いのは、そういったテクノロジーできないこと x オンタイムと組み合わせるクールダウンのバランス、だと感じています。
サウナはまさにそれらのエッセンスを都会の真ん中でも凝縮して味わえる「ショート・ディープワーク」。1人でも良いし、他の人と一緒に価値観も共有できるチームリラックスな場としても、今後ますます注目されるんじゃないかなと思っています。
サウナの本場・フィンランドでは、また違う価値観でサウナ文化があることが、アキさんとの対談でもわかってきたので、ぜひ現地にいって、日本のサウナ文化との差分をレポートしたいと思います!私も週一でサウナに行きますが、経営者がマラソンやトライアスロン好きが多いのと通じるところはあるような気がします。「経営者は孤独」と言いますが、普段の表面的社会において孤独になるのはなかなか難しい。だから内面世界において本当に孤独になれる環境がマラソンやサウナだったりするのかもしれない。私にとってもサウナは下界を遮って自分の世界に没頭できる空間。週末は本を持ち込んでドライサウナ内でストレッチをしながら本を読む、ということを半日ぐらいずっとやってます。
私はサウナに悔しい原体験があります。
フィンランドに取材で訪れた際に、各国のプレスグループで、軽いノリでサウナにいったのですが、そこでスペイン人の女性記者に、サウナ後の氷河の穴飛び込みを誘われたのを、「そんなのムリムリ」と断ったのです。
翌日の日程から「意気地なし」と言われっぱなしでした。
翌年にフィンランドに行った際に、本気でサウナに取り組みました。サウナストーンに水を掛け、耳や頭の感覚が一つの頂点に達してから、氷の海へ入り込んだときの「研ぎ澄まされた感覚」は他では感じたことのない経験でした。
そして、実は、その直前、サウナを限界直前までの暑さを味わってから、氷点下のベランダへ行き、アイスクリームに行くという、エクストリームな喜びを教えてくれたのが、今回登場したアキさんです。
みなさんも一度はトライしてみてはいかがでしょうか。