10代前半、自殺が死因1位 17年の人口動態統計
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解釈が分かれるニュース。
2017年の自殺者数は21000人。その中でも小中高生の自殺者数は320人。自殺をする人数も割合も大人の方が断然多いし高い。
それでも10代前半では自殺が1位になるのは10代の自殺以外の死因をかなり減少させることに成功させているからではないでしょうか。
だからといって、10代の自殺に問題がないと考えているかと聞かれるとそうではないです。2007年から自殺者数は横ばいで300人前後。いじめが主因かと言われるとその根拠もなく、本当に多種多様。分析も難しい問題。
参考URL
https://www.asahi.com/amp/articles/ASK4P04M6K4NUUPI007.html年齢や国境も取り払うと、毎年80万人以上もの方が自殺で亡くなると報告されています。自殺の報告の一部はそれが自殺であったのか確認できないこともあるため、死因が自殺と報告されないケースもあり、実数は報告数よりもはるかに多いとの指摘もあります。
世界の国々で見ると、自殺を違法としている国もあり、そういった国では顕著に「自殺者数」が少なくくなりますが、これは実際に自殺が少ないのではなく、報告数が少なくなっているだけではないかと指摘されています。
予防医療の世界でも、自殺をどう防ぐか、は頻繁に話題に上がる重要なテーマです。なぜなら、複数の国からの報告で自殺を行った方の約8割が自殺をする一年以内になんらかの体調不良で医療機関を受診することがわかっているからです。医療機関でも、適切にリスクのある方を検出し未然に防ぐことができればよいのですが、有効な方法はわかっていません。
自殺に保護的に働く可能性が高いこととしては、社会的なサポート、家族の存在、宗教への信仰など、いずれも人のつながりに関わることが報告されます。一方で、医療的な介入で有効に自殺を防ぐ方法はあまり知られていません。どのように自殺を予防するかは、社会の問題として、社会全体で考えていかなければいけないことを物語っています。