「時代錯誤」「感情的」と批判＝戦犯企業ステッカー－韓国紙

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• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2019年03月22日

  日本では韓国メディアの「反日感情をあおる動きが広がっているのは、文政権の責任が大きい」といった記事がよく報道されるけれど、それが韓国政府の政策の最終結論に影響するものではない。韓国大統領は任期の5年間で自分の歴史認識に基づいて教育方針を決め、地方自治体は大統領の気持ちを忖度して次から次へと決議を出して行く。気がついたら「反日アイテム」が街にあふれている。韓国各地に慰安婦像、徴用工像、「対馬は韓国のものだ」という看板が誕生しつつある。「日本の戦犯企業が生産した製品」と明記したステッカーも同じことになるのでは？「韓国の世論も多様なのだから、韓国批判ばかりしていてはいけない」という解説があるが、韓国では大統領が全てを取り仕切る。韓国の世論と政治の関係は、世論の動向に敏感な日本のそれとは全く違う。