「切りやすい人々」とは誰か? 「移民の時代」と「人間の条件」
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注目のコメント
「切りやすい人々」という軸でとらえれば、非正規労働者と外国人技能実習生は同じ文脈の中にある。技能実習制度ふくめ外国人労働者の問題に関心を持つことがなぜ大切かを理解させてくれる良記事でした。
日本で増えている非正規労働者と外国人技能実習生と外国人労働者の問題を網羅的に理解するには良さそうな本ですね。
コンビニで外国人技能実習生が働いていると思っている日本人が多いのであれば、その理解度は改善しないといけないと思います。
でも、私は↓の部分は共感出来ません。シンガポールでも家政婦として働きに来て妊娠したら帰国だと聞いています。
働くことを前提にテンポラリーで来る外国人と、日本人の普通の雇用者を全て同一の条件で扱うことは不可能だと思います。
↓
日本人の女性社員が妊娠を理由に意図せぬ退職や配置換えを迫られているとき、外国人の技能実習生は妊娠を理由に強制帰国を迫られている――そこに見出すべきは、差異よりも共通性ではないだろうか。
これに関しては、私よりも詳細にコメントされた方がいます。
とても良いコメントでした。そちらを引用させて頂きます。
https://newspicks.com/news/3502091/
小田智弘さんのコメントです。言っていることはまぁわかりますが、雇用問題のテーマとして話すには、視点が少しミクロ過ぎるのでは?
また厳しいことを言うと、正直このテーマだけだとほとんどの人が理解しているところのように思います。
非正規や外国人労働者について語るとき、必ず「正規社員」も含めた雇用全体、つまりマクロの視点でなければ本質は見えてきませんよ。
見方を変えれば非正規社員は正規社員を守るための存在と言えなくもありませんから。
雇用問題が難しいのは単一の雇用体系の話だけでは解決できないところにあると思います。