保険販売にシステム革命をもたらした兄弟の二人三脚
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保険販売における現状の問題は、保険代理店や銀行などの販売主体が保険契約情報を継続的に把握する販売管理システムを保険会社との間に持ち合わせていないことにあります。
そのため販売時の契約情報の連携はあっても、その後に顧客が保険会社との間で契約内容の変更等を行なっても、保険代理店等は把握することができず、定期的なフォローアップの場で「昨年加入した保険契約はどうなっていますか?」という確認から入らなければならないという奇妙な状況にあります。
「ほけんの窓口」社がその保険会社に対するバーゲニングパワーを活かし、この問題を克服する販売管理システムを構築し、その横展開を企図していると聞いていますが、そのような取組みを通じたフィナンシャルアドバイスインフラの更なる充実が期待されます。この技術は保険以外の商品にも適用出来ると選択が楽になりますね。一方で、比較結果の差分が明らかになってくると競争力のない商品は一瞬で消えて行かざるを得ない。
今はヒトの目で判断しようとすると断念せざるを得ないことって儘あるけれど、素人にとっては訳がわからないモノなんて世の中にありふれているので、単純比較が難しい証券、カード、リース、不動産といった金融系の商品だけでなく、世の中にありふれた“カカクドットコム”等で比較しているような商品も、今後、もっと比較の精度が上がっていくことが想定され、想像すればするほど厳しい時代に突入したなぁとしみじみ思う。