【フォニックス】英語の基本42音の規則を知れば正しく発音できる
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【英語学習の新常識】第8回は、英語の音とつづりのルールを学ぶ「シンセティック・フォニックス」です。初めて出会う単語が正しく発音できるようになり、つづりを1つ1つ暗記する必要がなくなります。
非ネイティブの小学生や日本人ビジネスパーソンを指導するジョリー・フォニックスの公認トレーナー、山下桂世子さんに教わりました。
※絶賛発売中の「NewsPicks Magazine」第4号(https://www.amazon.co.jp/dp/B07NN4FTFX/)では、「ニューエリートの英語」を約100ページにわたり大特集しています。新年度からの英語学習にぜひお役立てください。英語の発音は、とにかくきちんと発音記号と発音を1つ1つ覚えることが大事です。
その上でShadowingで鍛えましょう。
それなりに綺麗な発音を身につけることが可能です。
英語の発音ですが、喉をきちんと使う必要があります。
そういえば、昔ホームスティしたイタリア人のお婆ちゃまは、”私はchickenとkitchenを聞き取るのが難しかった”と教えてくれました。
これは、喉の上の方を使う発音ですが、イタリア語は比較的日本語と母音が似ているのか、お婆ちゃまは私の発音はイタリア人風だと言っていました。英語に限らず、言語において音は超重要要素です。
専門的には、話し言葉はprimary language, 書き言葉はsecondary language, そしてちなみにモールス信号などがtertiary languageと呼ばれます。
当たり前ですが、話し言葉は文字が生まれるよりも先に存在しましたし、現代でも、書き言葉を持たない民族も話し言葉は持っています。
したがって、文字は話し言葉を視覚だけで再現するために使用されるわけで、意味を持っているのは文字ではなく音なのです。
とりわけ英語のようなアルファベットを使用する言語は文字自体に意味を持たないため、文字を見て音を再現できるかどうかが、音の先の意味にアクセスできるかどうかの決定的なポイントになります。
日本語のリテラシーを持つ人は、文字自体に意味を持つ漢字と、アルファベットと同等に当たる平仮名/カタカナを併用しているため、この辺りで読み方に癖が出ます。
つまり、漢字のように綴りそのものに意味を見出すことで、音を脳内再生しないままに読んでしまうのですね。
この類の学習者は、「読めるけど聞けない」、あるいは「単語は見れば分かるけど聞くと意味がすぐに出てこない」という人が非常に多い印象です。
フォニックスも含め、日本の典型的な公立高校はもう少し音声面の重要性を認識した英語教育を意識しても損はないだろうなーと感じている今日この頃です。