【討論】常識として語られるテーマを経営者が斬る(前編)
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注目のコメント
モチベーションとかリーダーシップ論が浸透しだした20代の頃、当社の創業者から
『山ちゃん(私)モチベーションってなんなのよ、他人から与えられるもんじゃないでしょ、リーダーシップってなに?他人に引っ張らたことがないからわからない』と真剣に尋ねられました。
当時は一般的な定義を答えましたが、
安藤さんの定義する以下の行為を貫くひとでした。
今聞かれたら『あなたが私にしてくれたことがモチベートそのもの』と言えるのに。
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モチベーションとは成長の先に自己発生するものだと定義しています。
上司がすべきは部下と積極的なコミュニケーションを取ることではなく、部下に成長実感を与えることです。モチベーションは人から与えられるものではありません。
上司は部下に求めていることを明確に示して、不足していることに対してたびたび評価する。元気付けたり励ましたりするのではなく、設定と評価をしっかりすると成長実感を得られるようになり、その先にモチベーションが生まれます。
-----タクシーの中でのちょっと過激なトーンのCMでお馴染みの『識学』の安藤社長とのディスカッションが記事になりました。前半の今回は『モチベーション』『理念経営』『適材適所』についてがテーマ。個人的には経営も個性があって良いと思いますし、社会のフレキシビリティが高まり思いを持つ人同士の『共創』をベースに価値創造が行われていく時代において社内・社外をどのように切り分けていくか、経営者としてリーダーとして社内だけではない全体のエコシステム、共創チームに対してどう責任を果たしていくか、等、マネジメントの考え方を発展させていかなければならない段階にあると認識しています。一方、今回のディスカッションでは『識学』の根幹がCMのイメージとは全く異なり、基本に忠実で成果の出やすいコンセプトとして良くまとまっていることが分かり、また前田さん、藤本さんそれぞれのユニークなエピソードや切り口が聞けてとても面白かったです。