ビームスの自社ECはなぜ「ビームスらしい」のか 矢嶋さんに運営について詳しく聞く
コメント
注目のコメント
私もビームス矢嶋 正明さんとは何度もご一緒していますが、毎回新しい発見があります。
改めて私が重要だと感じたポイントは下記です。
・倉庫に入荷してから商品画像を撮影するまでの間に、バックオフィスのメモ欄に「この商品はここがポイント」と書き込んでいくような作業を行っていました
→倉庫と本部、店舗といった物理的に場所が分断されると“意志”をつなぐことが難しくなってきます。バックオフィス(管理画面)にメモを残すような、細かい対応が意志のリレーになりますよね。これは参考になります!
・効率という意味でも、説明会のような絶好の機会は逃さず、EC部門はそこに情報をもらいにいく
→実店舗をやっていてECやデジタルをやっている人の中には、いまだに「情報はもらうもの」と思っている人が多いと感じます。もちろん、その仕組みをつくることは大事。だけど、まずは自らもらいに行く。矢島さんがおっしゃるように、全体として効率的か?の視点が必要です。
・「ビームスらしさ」に関しては、非常に抽象的ではあるのですが、現場を経験すると、内部的には共通言語化していくんですよね
→ブランドや業態を表現するには「共通言語化」が非常に大事。例えば、中川政七商店では言語の定義を丁寧にまとめています。
そして、その共通言語を「受け渡す方法」を設ける必要があります。ビームスの場合は、現場を経験すること。これも、それぞれの企業で吟味をしておきたいことです。>そもそも、店舗か・ウェブかのチャネルの違いはあっても、販売員としては同じと考えています。
ECだとどうしてもわかりづらい「顧客の生の声」をどこまで反映できるか&するのか が一番大事なポイントだと思っていて、対面だとフィーリングでわかる部分が、ECだと軽い声なのか重い声なのか判断しづらくなってしまうので。