日本の年金生活者が刑務所に入りたがる理由

コメント

注目のコメント

• 安部 敏樹

  一般社団法人リディラバ 代表理事

  ・2019年03月19日

  刑務所から出た人は満期出所と仮出所という２種類の出所の仕方に大別されます。満期出所の方が良いように聞こえますが、これはむしろ逆で、満期まで収監されていないといけないくらい身寄りがない、ということです。
  
  満期出所で刑務所を出た人の場合、約二人に一人が5年以内に再び刑務所に戻って来ます。その人たちには色々な切り口で解決策を考える必要がありますが、一つにいかに「孤独」と向き合うかということでもあります。入居者の中の高齢者の割合が増えている現状の裏には、高齢者の孤独という課題があることを知ってもらえれば嬉しいです。
  
  以下はリディラバジャーナルでの出所者の社会復帰に関する特集ですのでぜひ読んでみてください。
  https://journal.ridilover.jp/topics/19
• 荒川 和久

  独身研究家／コラムニスト

  ・2019年03月19日

  何度も微罪を繰り返し、年の半分は刑務所暮らしをする孤独な高齢者の話。
  記事では経済的理由にフォーカスしていますが、むしろこれこそ「所属するコミュニティ」の断末魔の姿だと思います。職場や地域や家族という所属をすべて失った人間が、いきつく安心な所属先が刑務所しかないんでしょう。
• 九州 人