NZモスクの銃乱射で妻を殺された男性、「銃撃犯を許す」
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人類が目指す場所はこういう場所だ。冥福を祈りつつ、彼の強さと寛大さに敬服する。
「最善なことは許し、寛容であり、愛情と思いやりを持ち、前を向くことだから」当事者の方の口から語られる言葉があまりに衝撃的で、異国に住む自分も言葉を失ってしまう。
まして、過ちを犯してしまった者にとっては、どれほど響くだろうか。
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銃撃が始まったモスクで、フスナさんは女性と子ども用の礼拝所にいた人たちの避難を手伝った。フスナさんは「早くこっちへ、急いで」と叫びながら子どもや女性たちを安全な庭に誘導してから、車いすのアフマドさんの無事を確かめようと戻ってきたところを、入り口の手前で撃たれたという。
「妻は自分自身のことは顧みずに、他の人たちの命を救おうと奔走していた」(アフマドさん)
もしも、タラント容疑者とじっくり話し合えるなら、アフマドさんはタラント容疑者に人生観について考え直すよう勧めたいという。
「寛大な心を持ち、他者を思いやって助け、人類を破壊するのではなく救う人になれる大きな可能性が、彼自身の中にあると伝えたい」(アフマドさん)何故この人は大切な人を奪った人間を、
わずか二、三日で許すのか。
この話を地下で聞いている妻は喜ぶのだろうか。
これが人間らしいと言えるのだろうか。
許すというのは、亡くなったから仕方がないと
言っているに等しい。
私の父がこんな発言をしたら、
母のためにも、もっと泣いて一緒に苦しもうと
言うだろう。現実を受け入れるために。
何年か、何十年か先に、このような話が言えるなら、
達観したすごい人だとも思えるのだが、
少なくとも今の私にはわからない。