日経平均は3日ぶり反発、円安や上海株高を好感 2万1500円台では戻り圧力
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日経平均株価は163円高で3日ぶりの反発となっています。
米国株は小動きでしたが、為替が111円後半への円安だったこともあり、今朝の東京市場は2日続落の反動から89円高で始まり、値を戻す展開となりました。
日銀金融政策決定会合は予想通り「現状維持」だったことで、昼過ぎ一時30銭ほど円高に振れる場面もありましたが、株価は底堅く推移し、21500円前後でもみあいました。
上海株が3日ぶり反発、心理的フシメ3000p台を回復したことも追い風で、ロボットなど外需株が買戻されました。
東証1部売買代金は2.79兆円と膨らみましたが、225入れ替え「オムロンinパイオニアout」リバランス商いで1兆円くらい嵩上げされています。
週を通せば425円高で反発、前週の下げを7割強を取り戻しました。
弱すぎた米雇用統計や中国貿易統計へのヒヤリから回復、ブレグジットの英議会採決は予想通りの「離脱延期」となりましたので、次は21日からのEUサミットで折衝です。
来週は米FOMCもありますが、国内では貿易統計やCPIが出て来ます。米中協議も4月にずれ込みそうで、気の揉める期末に変わりはありませんが、3月期末の権利取りで底堅くなると観ています。日経平均+0.77%、TOPIX+0.90%、マザーズ-0.89%、REIT+0.28%。
昨日は指数の下げが小さかったが業種的にはあまりいい雰囲気がしなかったのだが、今日ちゃんと戻したのは良かった。業種別には海運-0.12%、非鉄-0.07%の2業種以外はすべてプラス。鉱業+2.54%、その他製品+1.62%、繊維製品+1.44%、医薬品+1.28%、銀行+1.22%など。
個別では安川+4.15%、TEL+2.80%、三菱電機+2.57%など設備投資系が強かったり、千代化+3.57%、日揮+2.52%とプラントエンジ系、昭和シェル+2.98%、INPEX+2.69%など。
今週もお疲れさまでした!日経平均株価、TOPIXともに反発。とはいえ、単日の上下の値動きよりも、この水準で横ばいとなっていることを気にしておきたいところ。米国株のナスやS&Pが調整前の水準まで既に戻してることと比較するとやはり鈍いですよね。もちろん日経平均はドル円が110円を突破する円高水準にでもならなければ、ストンと落ちる感じもないですが。なかなかはっきりせずもどかしいですが、一先ず今週もお疲れ様でした!